「富士見L文庫×カクヨム 美味しい話&恋の話」短編小説コンテストにて、
『レシピのないカレーライス』が受賞作品として選ばれました!
12月15日発売予定『飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語』に収録されます。
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2008年05月03日

「感情制御装置」

私は感情制御装置
本体が外部に晒したくない感情を抑え込む

泣きたくても泣けないなら、本体には笑顔を
怒りを覚えた時には、せめてもの無表情を

私が生まれた時からずっと
私は本体の感情を制御し続けた
制御という名の抑圧を

私が抑えつける感情は、最近『怒り』ばかり
それは本体の中では郡を抜いて凶悪だ
いつも制御に時間がかかる

いつもの時間
いつもの場所で
本体は『怒り』を抑えろと命令する
言われるまま抑えつける私

それは、つまりどういう事なのか
持ってはいけない私の考え
実行してはいけなかった一つの行動

私はわざと『怒り』を制御しなかった


本体は私が何もしないから、怒り狂う事しかできなくて
何年にも渡って積み上げた怒りを、勢いに任せて言葉にする

「意味分かんない」
「なんでそういう事しか言えないの」
「アンタなんて大嫌い」


我慢は適度にしておかないと、ニンゲンはこうなる
今の本体が良い例だ

「私の気持ちなんて考えた事なんてないんでしょ」
「言い訳だって嘘なんだ」

だけれどニンゲンって不思議だ
どれだけ嫌いでも、最後には笑顔になるのだから

私には分からない
分かりたくもない
posted by 爽川みつく at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

殺し屋“K”〜頭の痛いひな祭り〜F



「空気兄、ほらかわいいでしょ?」
目の前に憎たらしい情報屋が立っている。
なんでだろう、身体が動かない。
俺はただ、闇中を見ている事しか出来ない。

「こっちのも似合うんじゃない? 先輩はどう思いますか?」
情報屋の隣に、殺し屋が立っている。
なんで闇中と一緒にいるんだよ風視ちゃん。
そう言いたいけれど、口は動いてくれない。

「違う、五味にはこっちだろ?」
とうとうドクターの声まで聞こえてきた。
いったい何がどうなってるんだよ。

ケタケタと笑い声。
クスクスと笑い声。
ニタニタと笑い声。

皆がみんな、俺に女物の服を持って迫ってくる。
動けない。
拘束されているワケじゃないのに、身体が一切脳からの命令を受けつけない。

久しぶりに感じる恐怖。
歪むセカイ。

逃げたい。
逃げられない。

叫びたい。
叫べない。

三人はゆっくりと迫ってくる。
ケタケタと、
クスクスと、
ニタニタと。
笑いながら、迫ってくる。

もう俺にはどうする事も出来ないと、諦め始めたその時。
俺は違和感を覚えた。

そうだ、よく考えてみれば分かる事じゃないか。
三人の中には笑えない人間が一人、存在する事が。
posted by 爽川みつく at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

「What?」

否定すればいい。
それで快楽が得られるなら。

肯定しなければいい。
結果はいつも同じなんだから。

否定すれば何も残らないし、
肯定すれば何も覚えてないよ。

どっちが良いとかそんなのは知らないけど、
どっちも人を傷つけてるんだから。

同じじゃないの?
どこが違うの?
アナタにはわかるというの?
この違いが。

人ってどこまでも曖昧で、
永遠に矛盾を繰り返す。
多分それが楽しいんだ。
だから人は同じコトを繰り返す。

意思はそこにある?
意味はどこにある?
息はまだ続きそう?

自分が分からなくても、
何があるのか分からなくても、
私はまだ生きていかなきゃならないから。

くだらないコトで真剣になる今ってとても大切で、
どこまでも必要のないんだと思う。

自分が普通だとかそうじゃないとか、そんなの意識しないで生きていきたい。

これが『私』なんです。
そんな風に言えたらきっとかっこいい。



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ちょいと精神不安定…。
いや、多分これは人間関係的なモノからではなく人間人間発売が嬉しすぎる極度の興奮状態からくるものです。
今はまだ、大丈夫。なはず。
posted by 爽川みつく at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月25日

「黒サンタ、赤サンタ」

私はサンタを信じません。
僕はサンタを信じます。

だから私は1年間、友達の悪口を言いました。
だから僕は1年間、友達と仲良くしました。

たとえそれが、偽悪でも。
たとえそれが、偽善でも。

サンタはきっと、私のところには来ない。
サンタは絶対に、僕のところに来てくれる。

クリスマスの夜、私はいつも通りに眠りました。
クリスマスの夜、僕はわくわくしながら眠りました。

夜中、ふと目を覚ますと、目の前にはサンタがいました。
夜中、ふと目を覚ますと、目の前にはサンタがいました。

黒い色したサンタが、そこにはいました。
赤い色したサンタが、そこにはいました。

私は驚きました。
僕は喜びました。

黒いサンタはにぃっと笑って、大きな袋を取り出しました。
赤いサンタはにこっと笑って、大きな袋を取り出しました。

そこにあったのは、どこまでも続く純粋な闇。
そこにあったのは、たくさんのプレゼントの山。

黒いサンタは私の腕を掴んでこう言いました。
赤いサンタは僕の手を握ってこう言いました。

「悪い子は連れて行かなきゃいけなんだよ」
「良い子にしてきた君にはプレゼントをあげよう」

そうして私は袋の中へ。
そうして僕は、プレゼントをもらう。

クリスマス。
クリスマス。

ごめんなさい。
ありがとう。


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黒いサンタは悪い子を袋に詰めて連れて行って、赤いサンタはプレゼントをくれるという話を友達からきいて終業式の今日、校長先生の話の時に急遽つくりました。
気が付けば世の中クリスマスです。
誰か私にらっどの生春巻きを恵んでください(殴
posted by 爽川みつく at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月16日

カフェオレパワー

いつもよりも眠気がきていないのはきっとカフェオレの力です。
SPを集中して見ることができました。

以下、続きです。

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× × ×

「―――、―――…。」
無意識の内に、私の口は言葉を発した。
けれど、走り続けてきた私の呼吸は荒くて、何と言ったのかはわからない。

それにしても、ここはどこだろう。
無我夢中で逃げただけで、目的地などなかった。
いつの間にか、深い森の中にいたのだ。

「こんな森、あったんだ…。」
呼吸が整ってきた私は、今度は意識的に呟く。
この辺りに森があるだけでも驚きなのに、ここはとても綺麗だ。
学校や家で味わう孤独感を、一気に払拭してくれている気がする。

でも。
なんだろう、この悪寒は。
後ろから迫ってきて、私を捕まえようとしている。


私はそれから、逃げなくちゃいけない。


私は走り出す。
目的は、やっぱりどこにもない。


× × ×


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以上!
ここまででルーズリーフ2.8枚分くらい。
終わりが少しずつ見えてきました。
posted by 爽川みつく at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月20日

「ごみ捨て場」

ここは私のゴミ捨て場
私の醜い感情や汚い感情が捨てられる

今日もまた一つ、ゴミが増えた
ツマラナイ感情
躊躇う事なく捨てる

昔はあれだけ広かったのに、
今では地面はすべて埋めつくされ、
挙げ句に青空さえ見えなくなった

憎いとか、悔しいとか、悲しいとか、寂しいとか

いらない物ばかり、ココロは増やしてく

楽しいとか、嬉しいとか、美しいとか、きれいだとか

欲しい物を、ココロはつくろうとしない

高く積み上げられたゴミのてっぺんで私は
独りで立ち尽くす
もう降りられない
気まぐれに空に手を伸ばしたって
あるのは灰色の空だけ

こんな現実は欲しくない
こんな現状は見たくない

誰も助けてくれるはずがない

ゴミ捨て場に、
今日も一つゴミが増えた

posted by 爽川みつく at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月23日

涙はいらない?

道端で猫が死んでいた。
子猫だった。
誰も気にせずに前に進む。
なんにもなかったかのようにして日常を過ごす。
まるでそこには子猫は最初から存在しなかったみたいに。
子猫の家族は?
やっぱりいつも通りに生きているの?
子猫が死んだ事は知っているの?
涙を流す事のできない猫は、悲しんでいるのかな。
心の中で泣いているんだよね?
いつも通りにあくびをする猫たちに、訊いてみる。
返事なんてないけれど、それだけで十分だった。



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スランプ状態に入ってます…。
リハビリ(?)に上の、書いてみたんですが、どうにも…。
ってかパソから更新したい、です。
携帯からだと手が痛いっす。


さて、明日は球技大会です。
初戦から3年生とです。
今からかなりびびってますよ………。
豪速球がきたら逃げる覚悟で明日は頑張ります。
posted by 爽川みつく at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

まだ、大丈夫

『死』というのはずっと生まれた時からつきまとっているモノなのに、誰も意識なんてしていない
意識する必要がないからだ

身近の『死』との遭遇
ずっと先だと思っていた
まだだと、思い込んでいた
だからみんな、驚いた
意識する必要がなかった『死』の登場に驚いた

何が見えているのか分からない目はもう半分以上閉じていて
微かに動く口すら、もう止まってしまいそう
動こうとする体はびくびくと痙攣して

誰もが諦めてもおかしくなかった

ああ、だからか
納得できた
最近あんなに元気だったのは、もしかして
そう考えてしまった

涙をこぼし、覚悟を決めて、待つ
その最期を


posted by 爽川みつく at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

「さよなら」

流れる雲に身をまかせ、
そよぐ風に心はずませ、
さよらならを言おう。

楽しかった昨日までに、
悲しかった昨日までに、
さよならをしよう。

みんなに
すべてに
手を振って。

さよならを言おう。



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精神不安定です。
朝っぱらからこんなのを考えてました。
posted by 爽川みつく at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月25日

「smile again」

諦めるには早すぎるし
戻るには遅すぎる
そんな中途半端な場所で
僕は立ち止まった
「あれ…僕は何を目指していたんだ?」

光を求めていた気もするし
闇を求めていた気もする
あんなに必死になってここまで来たのに
それを忘れてしまったのかい?

夏の太陽がぎらつく
誰かの笑顔
僕に向ける無邪気な笑顔
ああ そうだ
君の笑顔だった


君の笑顔がエネルギー源
うれしくて僕は歩き出す
中途半端を終わらせるために
けれど僕は気付いた
「じゃあとうして 僕の隣に君がいない?」

光なんていらないんじゃないか
闇なんていらないだろう?
こんな所まで必死に来たんだ
何か理由があるだろう?

冬の粉雪 舞い散る
君の泣き顔
僕から遠ざかる 悲しい泣き顔
ああ そうだ


だから僕は歩き出したんだ
君の笑顔 もう一度見るために
あの無邪気な笑顔 見るために


夏の太陽がぎらつく
誰かに向ける無邪気な笑顔
もうずっと忘れず立ち止まらず
君の笑顔
「隣」という特等席で みていたい




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………………。
突っ込みは不可でお願いします。

どうしたんだ、自分…。
思春期なのか? そうなのか?
少女漫画を読みふけるから、こうなったんじゃないか?



1日に2回の更新。
クリスマスとは全く関係ないものでしたね。
posted by 爽川みつく at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「クリスマスプレゼント」

雪のないクリスマス
時刻はもう 夜中の1時
僕はまだ 寝付けないでいた

紅い服着た サンタクロース
今来るんじゃないかって 楽しみにしてる
もうすぐじゃなっかって 待っている

聞こえないかい?
あの鈴の音が近付くのを
僕は慌てて布団にもぐりこむ
心臓の音 こんなにも大きく聞こえる

静かにそーっと現れた
紅い服着たサンタクロース
僕が起きているのは どうやら知っているらしい
サンタクロースが言った
「君が欲しいものはなんだい?」

僕は間を空けずに即答した
サンタクロースはにっこり笑って去っていった


あの夜から数年たった今でも
僕はクリスマスプレゼントを貰っている

僕の目の前に現れなくなったサンタクロース
でも毎年 きちんとくれるプレゼント

あの時僕は こう言った


「クリスマスには雪がなくちゃ!」



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世の中はクリスマスですねー。
私の家でも、クリスマスというわけで、ケーキ食べたりしましたよ。
家はイブに祝う形をとっているので、昨日にケーキをだべちゃうんですよね。

私はまだ、プレゼントがもらえそうな歳だと思っていたのに、母が、

「もういらないでしょ。」

なんて宣言するから、朝起きたら枕元にプレゼントが置いてある! なんてちょっと楽しいイベントがなくなってしまったのです。
少し残念……。


でも、粘粘り強い交渉の結果、5000円以内で本を購入してくれるそうです。
――よっしゃ!
posted by 爽川みつく at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

「迷路」

長い間探し続けている出口
何の為だなんて、すっかり忘れてる

ここは通った
そこも通った

ぐるぐる続く、同じ道

ずっとこうだと思ってた

助けはいない
信じちゃいない

誰一人としていないこの迷路

希望はどこ?
未来はどこ?



歩き続けるこの迷路
何の為か、すっかり思い出した

ここは知らない
そこも知らない

新しく続く、違う道

ずっと待ってたこの瞬間

助けてよ
信じてたから

光あふれるこの迷路

希望を見つけ
未来を見つけた



出口、見つけた




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えっと、ですね。
社会の時間、テスト終わって少し授業を進めているときに、上のあれ、出だしを思いついたんですよ。
先生が説明してるのを、半ば無視の形で。(ごめんなさい

その後の数学の時間、時間が10分くらい余って、じゃあ続きを書こう、と。
で、完成。


あー、こんな事ばっかりしてるから、授業態度が悪くなるんだろうな…。
posted by 爽川みつく at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

Thank you and Good bye.

ありがとう。さようなら。

君といた時間。
ありがとう。

君と別れる時間。
さようなら。

ありがとう。さようなら。

思い出は残留する。
ありがとう。

思い出は風化する。
さようなら。

ずっとずっと、ありがとう。
ずっとずっと、さようなら。

ありがとう。さようなら。


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えっと、ですね。
昨日の朝学活時にふと思いついたんです、上のアレ。

特に何か悲しいことも嬉しい事も無かったんですが、思いついたのです。
自分でも何があったのか、すごい不安になります。
どうした自分……!!




拍手返信。

>小説にほれましたw 〜の方

うわぁ…!
小説読んでくださってありがとうございます!!
嬉しいです!!!
kの方の更新も頑張りますので、よければこれからも閲覧してやって下さい。

コメントありがとうございました。





蛇足ですけど。
今まで拍手は何回かあったんですけど、コメントは初めてじゃないかと思います。
あぁ、このサイトを見てくれている人がいた事が嬉しい…!!

posted by 爽川みつく at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする