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≪取扱作品≫
・長編『宇田川社警護部特殊警護課K班 -再試行&再生&再利用-』
・短編集『それはつめたくてあたたかいもの』

2013年05月13日

投げっぱなし未完『しろくろ』番外編

というわけで、投げっぱなしの未完小説です。
小説とすら言えないですかね。せいぜいあらすじですかね。
ひとつ前の記事で言っていた資料集めが死に装束についてだったので、そこから派生した『しろくろ』の番外編です。
いわゆる冴夏さんの日常編的なやつんですけれど、完成させる気がないのでここに投げます。
中途半端なもん投げつけんなという話はごもっともなんですが、このアイディアを取っておいても使わない感満載なので、吐き出して楽にさせてください。
そんな感じで以下、思いついたところまで。

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まだ夏とは言えないけれどとにかく暑くて仕方がなかった時期に、俺は友達数人の午後の授業を抜け出して川に遊びにきた。
プール掃除の為に持ってきていた水着に着替えて遊んでいたのだけれど、俺はうっかり足を滑らし流され、そのままあっけなく死んでしまった。

「やあ、初めまして少年。君、死んだんだけど、自覚してる?」
次に目を覚ました時、俺の目の前には一発で不審者だと断言できる男がいた。
その不審者は自身を死神だと言った。
普通であればまず疑ってかかる発言だけれど、自分に体温がないことや心臓の音がしないという事から、信じるしかなかった。
不審者の名前は一木冴夏と言った。

『神との契り』という儀式めいたものを行い、俺は「白い魂」とやらになった。
一木さんは目隠しをしている癖に、神判石の色を何と言う事もなく言い当ててみせた。
「ふぅん、少年は白い魂か。珍しいね、まだ若いのに未練とかないんだ?」
「やりたいことは全部やらせてもらえてたから、未練はねぇかな。だけど、その……ひとつ、頼みごとしても良いか?」
「頼みごと?」
「あの、その、俺……死んだ時の格好のままじゃん」
「そうだね」
「つまり、水着しか着てないわけじゃん」
「そうだね」
「そうだね――じゃねぇよ! 何か着るもん寄こせって遠回しに言ってんだよ! ひどい絵面だぞこれ!!」
未成年が水着の状態で赤髪の不審者と歩いているというのは、いくら誰にも見えない状態になっているとはいえ、精神的ダメージを考えると回避したいものがあった。

「じゃあ俺のパーカー貸そうか?」
「よりひどい絵面になるわっ! 何か他にねぇの?!」
「文句の多い少年だなぁ。じゃあ、はい」
そう言って一木さんがが指をぱちんと鳴らすと、途端に身体に衣服の感触が生まれた。
「お、おお……ありがと――って、これ死に装束じゃねえ?」
左前の真っ白な着物。それは間違いなく死に装束だった。
「そうだよ。でもこればっかりはどうしようもないよ。死神が用意できる服はそれしかないんだ。だから、それで我慢してくれよ」
「分かった……」
「うんうん、それは良かった。ていうか、そうだね。少年に服を着せておかないと、もしめーちゃんに会ったら何されるか分かんないや」
「めーちゃん? 誰それ」
「まぁそれは『扉』に向かいながら話すよ。じゃあ、いこうか」

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以上。本当の本当に思いついたところだけ書いた投げっぱなし小説もどきでした!
何が書きたかったって、まぁ水着云々のところですよね\(^o^)/
posted by 爽川みつく at 21:21| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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