「富士見L文庫×カクヨム 美味しい話&恋の話」短編小説コンテストにて、
『レシピのないカレーライス』が受賞作品として選ばれました!
12月15日発売予定『飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語』に収録されます。
特集ページは こちら

2013年10月31日

こたつ始めました

本当はシーツやら枕カバーやらを洗って干したかったのですが、起きたのが10時半過ぎで、流石にそこから洗濯して干しても乾かないんじゃなかろうかと判断し、急遽こたつ布団を干す事にしました。
あれなら数時間程度でも外に干しておけば気分的にはおk、という感じがあるので。
多少は日光に当たりましたし、大丈夫大丈夫。そうじゃなくともファブしましたし。
そんなわけで今日からこたつライフが始まります。
まだ電源は入れませんが、こたつ中心の生活が幕を開けるのです。やったぜ。

今日は授業に出て、そのあと卒業式の袴やらをかみやま氏プロデュースのもと選ぶのを手伝ってもらい、私を含め4人で居酒屋へ行ってきました。
いろいろとお喋り出来て、すごく楽しかった。
反面、何度か友達の話を遮ってしまった気がするので反省中です(´・ω・)
でも楽しかったんですよ、お酒飲みながらお喋りするのはたぶん久しぶりですし。
また機会があれば行きたいすねぇ(*´∀`)
posted by 爽川みつく at 22:31| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月30日

あなたを、迎えに来たんだよ

今日はかみやまさんと映画を観てきました。
2週間ぶりにして今月3度目の映画でござる(・ω・)
観てきたのは『魔.法.少.女.☆.ま.ど.か.マ.ギ.カ. [新編]叛.逆.の.物.語』。
入場者特典はこれでした。

特典第1弾

ランダムでこれが当たりました! やったね!

内容についてはどれもこれもネタバレになるので言えないですが、とりあえずもう一度くらい観に行きたい。みんなかわいい。
それと、予告が物語シリーズとコラボしてました。
第1週目だったので、扇ちゃんバージョン。
他のバージョンも観たいし、パンフも売り切れてて入手出来なかったので、次に行く機会があればその時に。
posted by 爽川みつく at 18:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月29日

こたつ出したい

今日こそは布団を干そうと思っていたのですが、生憎の曇りだったのでただただいつも通りに引きこもっていました。
晴れの日のタイミングが悪過ぎて、まだこたつも出せてないんですが……。
今年は台風が多すぎたのがいけない(確信)

で、引きこもって小説の手直しをしていました。
来月〆切の新人賞に投稿するべく、絶賛修正作業中なのでござい。
ワードを開いて目に着いたところから修正していくと方向性が迷子になるんじゃなかろうかと考え、まずはノートに書き出すという、何と言うか遠回りな事をしていました。
その作業を始めたのが先々週くらい。
そして今日、その作業が終わりました。
誤字脱字の多さとかに心を何度折られたかは知りませんが、とにかく終わったのですよ。

今度はノートを参考にしつつ、最終調整です。
文字の大きさとか字数と行間とか、その辺も勉強不足というか情報不足なので、調べていかなければ。
それももう2週間くらいあればゆとりを持って終わるんでしょうが、ここでひとつ問題が。
11月の半ばに、ゼミの発表があるということです。
11月に入ったら、まずゼミをどうにかしなければ……!
そう思って逆算していくと、実にゆとりのないスケジュールになるよやったねみつくちゃん!(涙目)
ま、まぁでもバイトもないからある程度は時間いゆとりも出来るはずですし(震え声)
やる時は、やるのです!!!
posted by 爽川みつく at 23:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月28日

終わりですそれではさようなら

前回までのあらすじ:
先週、唐突にバイト解雇を宣告された爽川さん。
以上。

……というわけで、今日でバイト最終日でした。
まぁバイトが今日で最後と言えど、仕事の内容は変わりません。
いつも通りに働いてきました。それで終わり。
別段楽しい時間を過ごした場所と別れを告げるというわけではないので、気持ち的には中学の部活引退と似た感じです。
何やかんやあったけどこれで終わりですかそうですか、ではさようなら。みたいな。
感傷にふけることは出来ないこの感じ。
そうは言ってもバイトですからね。
別に仲の良いバイト仲間がいたわけでもないし、社員さんとも波風立たない世間話しかしてないし。

あ、でも最後に入店証の返却やら何やらの手続きをしたら、その保証料でいつぞや払っていた1000円が帰ってきたのは嬉しかったです。
あとはきちんとバイト代が支払われる事を願うばかりですね(真顔)
posted by 爽川みつく at 23:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月27日

それだけはご勘弁を!!!!

艦これやって小説書いて、バイトに行く日々です。
バイトについては今日明日で終わりを迎えるわけですが、今日のバイト終わりに社員さんから「自分は明日休みで会えないから、一日早いけど」と簡易的なフルーツ詰め合わせみたいなものを頂きました。
ぱっと見でみかんとかバナナとかが入っててテンション上がったんですが、後に私の苦手な柿が登場したのでテンションは通常値に戻りました。
あとから林檎とか梨も入っていた事が確認されたので、本当に嬉しいです。
まぁ食べ物に釣られてる感もありますが。

たくさん頂いたので私一人じゃ食べ切れないと思って、すぐに来れそうな一人暮らしの友達にメールをしてはみたのですが全員連絡がつかなかったので全部持って帰ってきました。
みかんは割と長持ちすると思うのでまだ良いんですが、バナナとか林檎とか梨は早めに食べなくては。
そして柿については、申し訳ないけど食べられないから……。
柿も食べられれば良いんですけどね。どうしてもあれは駄目だ。
中のどぅるどぅるが駄目なんです。その割に、トマトは食べられるんですが。
ですから、あの、柿をもらってくれる人絶賛募集中です(小声)
posted by 爽川みつく at 22:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

耐えるしかない

寒くなってきたからなのか、人間的なあれそれなのか、原因はいろいろと考えられるのですが、ここ最近の無力感がぱないよ!
やらなきゃいけないこととして、卒論があるのは当然として。
やりたいことであるはずの、小説を書くことや絵を描くこと、漫画や小説を読んだり、ゲームをする気すら起きないっていうのは何だかなと。
本当に何もする気になれない。やばい、やばい。
そう思う事は出来ても、その焦燥感ばかりが先に行って余計にやる気が失せる。そんな感じ。

まぁこの現象自体はままあることで別段初めてというわけじゃないし、この前にこの感じが来た時には上手いこといなしたと思うんですが、前と今とじゃ状況が違うからなぁ。
ポジティブ思考が働かないって、それはもう打つ手なしってことじゃないですか……。
時間が経てば落ち着くだろうし、それまでは耐えるしかないかなと。
posted by 爽川みつく at 23:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

楽しいことなら、ほら

台風接近の影響で、今日は朝から雨でした。
予報でそれは知っていたので、朝はそれを一応覚悟して起きたのですが。
予想していたよりもざあざあ降っていたので、今日は自主休講にしました。
流石に授業ひとつの為だけに往復で1時間もずぶ濡れになって歩く元気は、今の私にはなかったのですよ……。
それにほら、別段1回休んだ程度じゃ影響しない授業(のはず)ですし。

午前に唯一あった授業を休んだので今日はこのまま引きこもるぜーと思った矢先にかみやまさんからカラオケのお誘いがあったので、行ってきました\(^o^)/
10日ぶりにして今月3度目のカラオケでござる。
カラオケ行きすぎィ!www
でも楽しいんだから仕方ないですよ(真顔)
それにほら、今月はっちゃけた分は来月以降節約すれば良いんですしおすし。

今日は日付偽装でした。
posted by 爽川みつく at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月24日

雨が地面を叩く音がする

今日は卒論の中間発表がありました。
先生曰く、今の時点でいくらか卒論を書き上げてないとヤバいんですって。
どうしよう1文字も書いてないんだが。
まだ書き始めてすらねぇよ……やべぇよやべぇよ……。
いやまぁ卒業はしたいので、とにかく2万字程度の文章は仕上げようと思いますけれども。
12月の上旬が卒論〆切なので、いい加減そろそろ走り出すつもりではいます。はい。

中間発表で精神的に疲れたのですが、それ以上に学校まで久々に歩いて行った方が疲れました。いつもは自転車ですからね。
天気が悪かったので仕方ないのですが、しかし日に日に落ちる体力と狂う生活リズムは、本当どうしたものかと頭を抱えます。
今月でバイトもクビになりますし、引きこもりが加速するでぇ……。

何だか最近良い事なんてひとつもないし何も楽しくなくて、ずっと部屋でゲームして小説や漫画を読んで小説書いて、という淡々とした生活に徹している感じがします。
淡々と、というより、逃避していると言った方が正確ですかね。まぁそんな感じ。
別に日常に刺激が欲しいとかそういうのではないのですが、たまには楽しい話をブログに書きたいなぁと思う今日この頃です。
posted by 爽川みつく at 22:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月23日

たったひとつ繋ぎとめているものは

昼夜逆転しそうでしないというギリギリのところで生きています、爽川です。
まだ完全に逆転していないのは、一重にゴミ出しというミッションがあるが故だと思われます。
それがなかったらとっくに逆転していたでしょうな。
授業はほら、週の後ろだけごり押しで起きて行けば良いだけですし(それが出来ない事の方が多いのですが)。

今日は艦これのメンテの日で夕方まで遊べなかったので、ずっと真面目に作業してました。
おかげさまで作業の捗る事捗る事……。
今月中に終わらせたいと考えている作業は、この分だとどうにか間に合いそうです。
まぁその前に、そろっとMKの原稿も仕上げていかなきゃならないんだがな!

……と、そういえば。
いつの間にやらブログが7周年を迎えていました。
いつの間にっていうか、1ヶ月ほど前ですが。
よくまぁ飽きずに7年もやっているものだと感心します。
さして内容のないブログですが、今後ともお暇な時に覗いていただければと思います。
posted by 爽川みつく at 20:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

地団駄踏んでんだ

台風が2つ同時に日本列島に攻めてくる決戦日まであと僅か!
そして今日は台風直撃前の貴重な晴れ間と天気予報で言っていたので、朝は少し早めに起きてこたつ布団を干し、今年のこたつデビューを飾ろうと思っていた……のですが。
はい、恐らくは予想通りです。
起きたら11時半でした。
日の短くなってきた今日この頃、流石に昼過ぎから干しても日は当たらなさそうなので、諦めました。
いい加減にこたつ出したいし、そうじゃなくとも掛け布団とかシーツとか干したいんですがね……。
仕方がないので、台風が去ってからにしようと思います。
まぁ来月以降はバイトもなくなって暇だし、布団を干す日取りは選び放題だものね!(白目

明日以降は天気が徐々に悪くなるんでしたっけか。
大人しく部屋に引きこもっていたいですが、週の後半には授業が入ってますし、あんまり天候が荒れない事を祈ります。
今日は日付偽装でした。
posted by 爽川みつく at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月21日

もう散々だ嫌になる

今日は何ほど変化もなく実にいつも通りにバイトに行ってきたのですけれどもね。
行ったらまずバイトの管理会社の人に呼び出されて何かと思ったら、「今月で契約打ち切りにしてもらうから」と言われたでござる。
まさかの契約解除に、さすがに「へ?」と聞き返したわwwww
あんまりにも驚いたものだから、たぶん口を半開きにしたまま聞いていたような気さえします。
とにかく、今月でバイトをクビになる事はどうにか理解しまして、今日は半ば茫然自失といった感じで働いてきました。

そりゃあ、私ももうすぐ大学卒業しますから、2月くらいには辞めようかなとは考えていました。
あくまで自分から辞めるというかたちで考えていたので、まさかここにきてクビ宣告されるとは思わなかったぜ……。
あんまりにも急な話だったから、何か盛大なミスでもしたのが原因かとも思いましたが、しかし最近は目立ったミスもなく、あるとしたら先月と今月、バイトの休ませてもらうようにお願いした事くらいでしょうか。
でもそれなんて危篤だの葬式だのの仕方のない事ですし、それを理由にするのならまぁそういうところなんだと思うしかありません。
一番の問題はですね、こんなギリギリでクビ宣告してきたことにあるんですよ。
今月までって、あと1週間ちょいしかないじゃないかいい加減にしろ!!!

帰ってきてから求人誌を眺めてはみましたが、これから始まる卒論地獄を考えるとそんなに働けませんし、だけどそもそも2月くらいまでだと短期扱いでがっつり働いてくれる事を前提にしているはずだから、あれ? これ無理ゲーじゃね? ……という結論に行き着きました。
なるほどこれは詰んだね☆
はは……はははははは…………(遠い目

そんな感じで爽川さん、来月からマジで学生ニート生活の幕開けとなります。
posted by 爽川みつく at 22:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

受容

どうにも最近あまり夢見が良くなくて、妙に鬱々としています。
そういう時期ならそれで良いんですが、夢の内容が「誰かが死んだと聞かされる」とか「葬式の準備をしている」、「墓地に行く」等々、とにかく「死」を連想させるものが多くて辟易しています。
たまに「ハムスターを飼う事になったよやったねみつくちゃん!」みたいな夢もあるし、これもなかなか頻度の高い類の夢なのですけれどね。
どう考えても先日の祖父の葬式が応えてるんだとは思うんですが、そうさっぱり割り切れる話じゃないですし。
加えて、葬式の前の日に親戚とお泊りをした際に聞いた話が耳から離れません。
葬式前日だっただけに自然と「あの人の時はこうだったね」とかいう話が多くなったのですが、その際、曾祖母が亡くなった時にいつも飄々としていた曾祖父がその時だけ「どうして先に逝った」と取り乱していた、という話とかね。
その辺の事が、ずっとぐるぐるしてます。
人と会う時とかはスイッチが自動で切り替えられるからいつも通りでいられますし、これらの事をそんなに意識せずに済むんですが、ふと一人の時とかに思い出すと思考がループしてしまう。という感じ。
泣けばすっきりするのかとも思いますが、しかしこれって自分で祖父の死というものを受け入れなければ根本的には何も解決しないようにも思います。
小学生の頃とかにも何回か葬式には出席していましたが、生まれた時からずっと頻繁に会っていた人が死ぬっていうのは今回が初めてで、受け入れるにはまだ時間がかかりそうです。
これについては人それぞれの考え方があるでしょうから、ただここで独白として終わらせます。

今日は日付偽装でした。
posted by 爽川みつく at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月19日

なんちゃって裏社会コメディ『死炉苦炉』

 その界隈で「桜井組」と言えば、知る人ぞ知る麻薬を取り扱う事で有名な巨大組織である。
 その桜井組のボスには樹という名前の一人息子がいた。樹は実家がそういった組織である事をひた隠しにし、いたって平凡な高校生活を送っていた――のだが。
 ある冬の日、その夕方。

「桜井樹は預かった。返して欲しければ見つけてみろ。見つけられるものならな」

と書かれた手紙と、県内各所の雑居ビルから廃墟、山小屋の住所が羅列した紙束が送られてきた。
 樹のケータイには繋がらない。どころか、電源が切られているようだった。既に学校を出て帰路に着いている時間。ほとんど寄り道をせずに学校から帰ってくる樹がまだ帰宅していないという事が、何よりその脅迫状に真実味を与えていた。

「君たちを呼んだのは他でもない。ウチの馬鹿息子を探し出してきてもらいたいんだ」
 桜井組のボスは、呼び出した2人に件の脅迫状と住所のリストを見せて、そう言った。
 呼び出された赤髪の男と銀髪の女は、張り詰めた表情でボスの言葉の続きを待つ。
「リストにあるのは全部で168件。そのうち県外の住所が68件。県外の方は他の者に任せるから、君たちには県内の方――100件をあたってもらいたい」
 まったくやれやれ、と肩を竦めてボスは言う。
「期限は3日後。それを過ぎたら身の安全は保障出来ないという旨の脅しもきちんと書かれていた。大方、3日後の取引の妨害をしたいのだろう。樹を誘拐し、その捜索に人員を割く事で取引の準備をさせない気なんだ」
 ボスは2人の顔を交互に見た。
「取引の準備は予定通り行う。だから必要以上に樹の捜索に人員は割けない。他の者には難しいかもしれないが、君たちになら出来るだろう? これくらい」
 その言葉に、赤髪の男は軽く笑った。
「当たり前じゃないっすか。出来るに決まってます」
「そうだろうね」
 ボスもそれに釣られたように笑い、その笑みを更に深める。
「それじゃあ任せたよ――桜井組幹部の石動異散くん、一木冴夏くん」

「しっかし、いーくんも馬鹿だねぇ。このタイミングで攫われるなんて、絶対に今日発売の週刊漫画雑誌を買いにコンビニ行ったところをダイレクトに狙われてんじゃん。馬鹿っていうか無様すぎるでしょ」
 身支度を整え車の助手席に乗り込み、冴夏は言った。
『仕方ない。イツキだもの』
 ケータイのメモ帳に書いた文章を音声化させて冴夏に聞かせながら、異散は運転席に乗り込む。
 でこぼこな会話だが、目の見えない冴夏と声の出せない異散にとっては、これが通常のコミュニケーション方法なのである。
「そうだね、いーくんなら仕方ないよね。昔っから妙なところでドジなんだから――全く。だーから大人しく宇田川社さんに護衛を頼んでおけば良いって言ったんだ」
『コナツ、あんまり心配してないでしょ』
「まぁね。だってほら、いーくん土壇場で強いし」
『そうだけど』
「ね? まぁ気楽に行こうよ。どうせ今回も居上組の仕業なんだろうし、いーくんも殺されはしないっしょ」
『そうだろうけど』
 そんな風にどこか気の抜けた会話をしつつ、異散は車のエンジンをかけた。
「100件って数字は多いのか少ないのか、一般的に見てどうかは知らないけど、俺らにとっては少ないよね」
 なんて言ったって俺らは、と冴夏は邪悪な笑みを浮かべる。
「俺らはここのボスに拾われるまで、この辺りじゃ最強のゴロツキだったんだからさ。顔は広いし、情報網だって伊達じゃない」
 冴夏の言葉に、普段はあまり表情の変わらない異散も、少しだけ口を歪める。言うまでもない、とでも言いたげな表情で、異散はサイドブレーキを下げ、ギアを握った。
 そうして2人を乗せた車は、すっかり日の落ちて暗い街へと勢いよく飛び出した。


 それから、あっという間に期限の3日後へと時間軸は飛ぶ。
 異散と冴夏の持つ情報網を最大限に利用したにも関わらず、樹の幽閉されている場所の特定にはかなりの時間がかかってしまった。それはつまり、今回に限っては居上組が本気で妨害をしているという事である。
 結局2人は、ほとんど虱潰しのようにリストの住所を当たって行く事になった。
 リストに挙げられていた住所にはさまざまなトラップが仕掛けられていたりもして、2人とも満身創痍とはいかずとも傷だらけにはなっていて、超人並みのスタミナを持つ2人も、今回ばかりは疲労の色が強く出ていた。冴夏からは徐々に笑顔が薄れ、異散からは殺気がだだ漏れな状態である。
「それじゃあ、ここで100件目――最後なわけだけど。ちーちゃん、大丈夫?」
『大丈夫』
「ここが最後だし、ここにいるんだろうけど、もしここに居なかったらどうしよう」
『もう帰りたい』
「そうだねぇ。帰ってビールでも飲みたいや」
『右に同じ』
 街外れの廃工場を前にして二人は一度目配せし、拳銃を構えると工場へと足を踏み入れた。
 ――その時だった。
 奥の方から、ガシャアン!、という派手に物が倒れる音がした。
 誰か居る。間違いない、ここに樹がいる。
 確信した2人は、一気に廃工場を駆け抜ける。
 大丈夫だろうとは思うが、万が一という事もある。樹に死んでほしくはないのだ。
 平凡を望む樹は、しかし組織を嫌わない。裏社会の人間だからと言って、偏見を持たない。差別をしない。
 樹のそういうところが気に入っている連中は、組織の中には多い。異散や冴夏も、その連中のうちに含まれる。
 急いで音のする方へ向かう最中も、派手な物音は止まない。断続的に音は廃工場に響き渡る。
「いーくんっ!!!!」
 冴夏が勢いよく扉を開ける。
 扉を開けたその先に待っていたのは――

「ざ、ざざざ残念だったな! 僕は喧嘩ならそれなりに強いんだっ! ……って、あれ? 生きてる? 息してます? うそ、手加減は全くしなかったけど、僕はまだ素手で人を殺せるほど強くはないはずだよ……?」

 恐らくは居上組の構成員であろう双子を気絶するまで殴り倒した樹の姿が、そこにはあった。が、相手が気絶する事は予想外だったのか、おろおろと無様に動揺する樹。監禁していた相手を打倒したとは思えない有り様である。
「あ、異散さんに冴夏さん、お久しぶりです! 助けに来てくれたんですねっ!」
 目の前の惨状とは不似合いの笑顔を浮かべ、樹はひょこひょこと2人の方へと駆け寄る。
「僕なら見ての通り無傷です。まぁこの3日間、水しか飲んでないのでお腹は空いてますが……」
 よく見れば、樹の笑顔は普段より力ないそれだった。
『待たせてごめん』
「いいえ、大丈夫ですよ異散さん。大丈夫、ですけど――」
 大丈夫と言いながら、樹の身体は前のめりに倒れていた。どうやら今しがたの喧嘩で、体力を使い果たしてしまったようである。反射的に樹の腕を掴んだ冴夏は、そのまま樹を背負う。
「じゃ、帰ろっか」
 冴夏の言葉に異散はこくりと頷く。
 そうして2人は樹を取り返し、廃工場を後にした。


「しっかしまぁ、今回はちょっとだけあの双子に同情しちゃうよねー」
 車の助手席に乗った冴夏は、電話でボスに樹の無事を伝え終え、伸びをしながら言った。
「いーくんは窮地になればなるほど喧嘩に強くなっちゃうんだからさ。3日も監禁してたら、そりゃあクライマックス迎えちゃうよ」
 車は夕暮れの田舎道を駆け抜ける。
 桜井樹誘拐事件は、こうして事無きを得たのであった。


終わり
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……と、いうわけで。
ついったの診断メーカーにて、
桜井樹 巨大麻薬カルテルのボスの一人息子。普段はそれを隠し普通に生活している。しかし、組織抗争に巻き込まれ… 口癖は「残念だったな!」http://shindanmaker.com/389754
なんて結果が出て、それから派生したものをついったでちょろっと書いたのですが、その延長戦というか拡張版というのが今日の記事です。
『しろくろ』のなんちゃってパロディ、『死炉苦炉』でした。
樹くんが追い詰められたら喧嘩強いっていう設定は、まぁこのパロディ内のみの設定と言う事で(笑)
書くのに思いの外時間がかかってしまいましたが(約1時間半)、まぁ楽しかったです。THE 自己満足。
今日は日付偽装でした。
posted by 爽川みつく at 23:59| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月18日

まだ諦める時じゃないはずだ

昨日は眠気に負けて夕飯を作る事が出来なかったので、今日こそは。
……というわけで、久々に時間をかけて料理をしてました。

カレーライス

カレーです。
レトルトではしょっちゅう食べているのですが、手作りではお久しぶり。
久しぶりすぎて具の量の調整が分からず、これ豚汁にした方が良いんじゃね……? と思うレベルの具の多さになりましたが、まぁ完成は完成。
玉ねぎの量がダントツすぎてすごい事になってますが、まぁ味は至って普通のものだと思われます。

もうちょい何か書いてスペースを埋めようかと思いましたが、タイピングしてると妙な不具合が出てくるのでここまで。
ショートカットキーとか使ってるわけじゃないのに、一体何事だ……。
posted by 爽川みつく at 21:56| Comment(0) | 食事記録企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月17日

そろっとお布団干したい

はてさて今日は学校でした。
秋晴れの空を見上げつつ、この通学路もあと数えるくらいしか通らないし、卒業したら二度とこの辺りには来れないんじゃないかなーとか考えると非常にしみじみとしながら登校してたら、何かもう授業のテンションじゃあなくなりました。
それでも授業はきちんと受けてきましたけれども。

部屋に帰ってきてからは、ちょっとネサフしたら夕飯を作るつもりでいたのですが、抗いようのない眠気の襲来により、本日の夕飯はレンジでチンコースと相成りました。
爽川さんが珍しくお料理をする気になっていたというのに。
材料は買ってありますし、明日辺りに再チャレンジするつもり。

posted by 爽川みつく at 21:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月16日

唐突に寒くなると風邪ひきそうで怖い

これぞまさに台風一過……なのかどうかは知りませんが、急激に気温が低くなりましたね。
昨日も寒かったので掛け布団を出してきて寝たのですが、朝の「お布団から出たくない」感が尋常じゃありませんでした。
とはいえ、お布団から脱出してゴミを出してこないと部屋に惨状が繰り広げられる事は明らかなので、朝から気力を振り絞ってゴミ出しをしてきました。
……まぁ、朝とか言ってますが、世間的に11時はもう朝じゃなくて昼前くらいですよね。知ってる。

でもって昼からは、かみやま氏と合流して映画を観に行ってきました!
今回も『空.の.境.界. 未.来.福.音』でござる。
この前は映像や音声に圧倒されて中身がいまいち入って来なかった感が否めなかったので、そういう意味ではリベンジでした。
映画の内容については、まぁ割愛。
とりあえず幹也くんの女子力に完敗しておこうか。

ちなみに、今回は入場者特典が新しくなってたよ!!

特典そのに

確か全7種類くらいのファイル+複製原画。
中身は完全にランダムで、私は静音ちゃんが当たりました(^ω^)
事前に入場特典がファイルになったという事は聞いていたので、大きめの鞄で映画を観に行き、無事にファイルを折る事なく持って帰ってこられました。
用意周到とはこのことですドヤァ

あとは夕飯にお蕎麦を食べて帰ってきたのですが、蕎麦って案外お腹に溜まらないですね……(戦慄
食べた直後はお腹いっぱい幸せいっぱいだったのに、今はお腹が空いて仕方がありません。
最近お金が吹っ飛ぶイベントが多発していたり、そうでなくともコンビニ飯が多かったりで、金欠で且つ肥えるっていう嫌なループから抜け出せずにいる次第でして、この空腹感とどう戦うかというのは、今後に影響する重要な選択だと思われます。
posted by 爽川みつく at 22:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月15日

さむすぎる

昨日の悲劇から一夜明け、どうにか精神状態を回復させた爽川さんは、本日、大切なミッションの為に友達と新京極へ行ってきました。
台風の接近が危ぶまれましたが、昼間だったのでまだ小雨のうちに出撃。

ミッション達成後は、ついでにちょっとお買いものしたり小休止でアイスを食べたり。
何気に爽川さんは一度体調がクライマックスを迎えそうになったりしましたが、そこはお薬の力でどうにか解決。鎮痛剤は持ち歩くに限りますな。
でもって、話の流れでそのままカラオケに行ってきました。
新京極の辺りにはカラオケ屋がいくつもありますが、面子的にカラオケはないかなーと思って、カラオケ時に選曲の参考となるiPodさんを置いてきてしまっていたのが痛手でしたが、珍しい面子でのカラオケはなかなか楽しかったです。

帰り道も、雨脚は強くなってはいるが風はない、という状態だったので、そう濡れずに帰ってこられました。
今日は体調が優れなかったので早めに(3時前には)寝ようと思います。
生活リズム崩壊寸前の毎日ですが、まだ昼夜逆転してないから大丈夫です。
今日は日付偽装でしたー。
posted by 爽川みつく at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月14日

ガチしょんぼり沈殿丸

今日も今日とてバイトで、実にいつも通りに働いてきたのですが。
バイトが終わって帰り際、社員さんから「爽川さんて何回生だっけ?」と訊かれ、「あ、4回生です」と答えたところ、「うそ、3回かと思ってた」と返される事案が発生致しました。
まぁいつも通りにバイトに来てますもんね!
就活があるから向こう数ヶ月休ませてください、とか言ってないですもんね!!
そりゃあ3回生と思われるわwwwwwww
ものの見事に「自業自得」の一言で終わる、実に瑣末な出来事でした。

今日は艦これしてたら好きな艦娘が轟沈してしまって絶望の底で、思った以上に私の精神へのダメージが大きくなかなか回復してくれないので、これにて終わり。
日付偽装でした。
posted by 爽川みつく at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月13日

夜は地味に寒いのな

今日はバイトでした。
先週は電話で休む連絡をしただけで私が直にシフト表に関与したわけではないので、毎度ながら「もしかしたら今日まで休み扱いなんじゃないだろうか」という不安を抱きつつ、バイトに行ってきました。
無論、シフトはばっちり入っていました。
いやあ、もしシフトが入っていなかったらミスドに寄ってさっさと帰って部屋で艦これしながら小説を書こうと思っていたりしたのですがね。入ってたのなら仕方ない。きちんと働いてきましたとも。

ところで、この間までは「秋はまだかよ」というレベルで暑かったですが、流石に夜は寒くなるんですね←
本日、バイト終わりで外に出たら流石に上着が欲しいと思いました。
明日もバイトなので、明日は上着を持ってバイトに行こうと思います。
まだバイト中に上着を着るレベルでは寒くないので、帰りだけかな。
posted by 爽川みつく at 23:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月12日

理想の世界に逃避しよう

卒論の中間発表云々や身内のあれやこれやもようやく落ち着き、今日は久々に自堕落な一日になりました。
この前の帰省にて、親から「就活で内定が出なかったら実家に戻ってきてもらうからね」という死刑宣告を受けたので、残り僅かな一人暮らしを満喫しようと思った結果がこれです。
世の中お金がなければ生きていけませんものね!(裏声)

自堕落にゲームしたり漫画を読んだりしつつ、小説を書く事も再開しました。
早めに長編を書き上げたいなーと思いつつも、しかし書き始めたのは短編というね!\(^o^)/
いやいや、これで調子を取り戻したら長編の作業に戻りますし(震え声)

そういや昨日は暑過ぎて本当に今10月かよ、と突っ込みたくなる気温でしたが、今日は幾分涼しくなってましたね。
昨日と同じくらいの温度だろうと思って半袖で外に出たら、思った以上に風が冷たくて驚きました。
じわりじわりと秋は着実にやってきている……と信じたい。
posted by 爽川みつく at 23:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする