「富士見L文庫×カクヨム 美味しい話&恋の話」短編小説コンテストにて、
『レシピのないカレーライス』が受賞作品として選ばれました!
12月15日発売予定『飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語』に収録されます。
特集ページは こちら

2008年07月31日

それからの話

父のスピード違反でちょいとばかしゴタゴタしましたが、無事に午前10時には京都に到着しました。


清水寺を見て、友達に頼まれた物を探し(そして見つかってない。ごめんっ)

三十三間堂に圧倒される

昼食で食べたうどんのつゆの味の薄さでようやく京都を実感

金閣寺を見る

仁和寺で感動

京都御苑の広さに死亡フラグ(それでも御所を1周しましたが)

父の提案で京都大学をちらっと見る

ホテルにチェックイン

一息したところで変に日焼けしている事に気付く


今日一日はこんな感じ。
自宅に帰ったら、息抜きついでにこの京都旅行の総集編でもやろうと思います。
パソが無事だといいんですが…。

でもまぁ、総集編をする為だけと言っても良いくらい写真は撮ったので、きっとします。
楽しかったけども疲れました。
日焼けが痛いです。
京都をなめてかかってしまった所為ですねごめんなさい。


明日は遂に本来の目的であるオープンキャンパス!!
楽しみです!
posted by 爽川みつく at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハプニング

おはようございます。
只今、京都へ行く途中です。

本来なら車に酔ってしまう私は、車内でケータイはいじりません。
では、何故今更新しているのか。
答えは簡単。

父がパトカー追い越して、スピード違反したからです。

過去にも似たような事はあったろうに…………。
おかげで私は一人車内でケータイぱこぱこする羽目になりました。

暇ー。


京都への道のりは遠そうです。
posted by 爽川みつく at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

涼しいのは今だけ

日本海側の雪国在住ですからね。
暑いのには滅法弱い人間なんですよ、爽川は。

特にここ最近は最高気温が30℃以下が続き、すっかり暑さに耐性がありません。
そんな人間が京都に行ったら、本当、どうなるんでしょうね(笑)
とりあえず倒れかけるんじゃないでしょうか。
それか鼻血。
2年前の悪夢を忘れた訳じゃありません。
清水の舞台でどぱーっと鼻血出したら、まぁある種の記念にはなるかもしれませんが、良い思い出にはならないですよね。
寧ろネタになります。

遂に明日は京都です。
部活も早退して準備もしている事ですし、お土産も買わねば。

京都と言えば八ツ橋、八ツ橋と言えば京都。
西尾さんの本の読みすぎで、そんな考え方しかない私はきっと重症。
多分八ツ橋ごっそり買ってくるに違いありません。

明日の今頃は、あえて想像しません。
理想と現実って、差があればある程辛いですからね。

さぁ準備にラストスパートかけて、今日はさっさと寝ます!!
posted by 爽川みつく at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

こんな気持ちを何と呼ぶのか

火曜日と金曜日にだけ会える猫がいます。
白い毛並に赤い目をした猫は、いつも首輪に繋がれて、静かに座っています。

私が通る時にいる事があるんですけれど、その猫は高い割合でそっぽを向いていやがるんです。
こっちが声をかけると、そっぽを向きながら「にゃー」って言ってくれる事があります。

そう、そっぽを向きながら。
にゃーと鳴く。

これはもうツンデレだろ!!←
そっぽ向いてにゃーですぜ?
吹き替えをするのであれば、「べ、別にあんたが好きな訳じゃないけどさ。ほら、さっさと塾行きなさいよ」ですかね。
にゃーって! にゃーって!!(黙れ

可愛いんです。
あの仕草がすごいきゅんとくるんです。


ただこの思いを書きたくて、本日2回目の更新をしました。

猫可愛い(仕草が)。
鼠激しい(毛づくろいが)。
posted by 爽川みつく at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

現実的

何故か先生が我が家のパソを使って動画を見る授業をします的な夢を見ました。
なにが現実でどこが夢やら。
「ちょ、止め! 電源落ちるーーー!!」と夢でも思う辺り、早くパソを買い換えた方が良いと思います。

それを遅らせてるのは、きょうだいそろって各地に旅行に行くからですけど。
私が京都へ行った同日に弟は日本海の離島にキャンプですし、私が帰ってきたと思ったら弟は平和式典で広島に狩りだされ次の日には妹がネズミの国に行くしで忙しいです。
まぁ弟の広島の件は市から旅費が出るだけ救いはあると思いますけども、それにしたって半端ない。

問題は私の京都です。
確実予定外。
しかも車で行くとか言い出すんだから尚更です。
バイトだー!
バイトをせねばー!!


京都へオープンキャンパスの旅〜出発は朝つぅか夜中の3時だよ! 吐いても文句は言わせねぇ〜

…………こんな感じ。
遂に明後日ですよ!
車で6時間移動じゃなければもっとテンションは上がったのかもしれません。
行けるだけでも、勿論喜ばしい事なんですが。

だから今日か明日には髪を切らないと、盆地の京都にはたちうちできない気がします。
posted by 爽川みつく at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

夢を夢と区別出来ますよう

頭上から、首の無い焼死体が落ちてきた。
ソレは私の目の前に落ちて、粉々に砕けちる。
ガラスのように。
プラスチックのように。

ふと、視線を感じた。
どこからだろうかと辺りを見るが、側には弟しかいない。
誰だろう。
そう考えた時、弟は私の首を絞めてきた。
前から。
脳に血がいかなくなるのではなく、脳に酸素が行かない。
苦しくて苦しくて、必死に抵抗するけど、それは全て空回り。
だって弟の方が力強いもん。
あー死んだ。
そう思って抵抗を止める。
意識は簡単に闇に沈んだ。

再び起きると、目の前には焼死体。


----------------------
夢!
夢ですよ! 夢ですからね!!

現実でそんな暴力事件とか殺人事件にはそうそう関わりませんて。
あくまでも私の夢のお話。
いやそれにしたってどんな夢見てんだお前。

疲れてたんでしょう、きっと。
うん、そうですよ。
身体的には勿論、精神的にも疲れてるからあんな夢見たんですって。
ゆっくり休もうと思います。
宿題なんてやらずにね!←


無言最強。
空気最高。

posted by 爽川みつく at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月27日

不死鳥と書いてフェニックスと読む

もふーん

暑さにやられてなのか、居心地が良いのか知りませんが、最近のネズミさんはこんな感じ。

歯が見えてるよ!!
警戒心無さすぎだよ!!

ネタが無い時にネズミさんは素晴らしくだらける奇跡。
きっと我が家のネズミさんは空気が読めるハムスターなんですね!(違

………………。
……………………………。
うわぁマジでネタがない。←
いや、いつもネタがある訳でもないですけども。
基本が愚痴の時が寧ろ多いでしょうけど。


今日は母の実家に遊びに行って、祖父母からおこづかいもらってうはうはしてましたが、半分は京都への旅費に消えます。
まるで落とし穴。

バイト先が決まらなくて真剣に悩んでたりする夏休み2日目。
ハリーポッターの5巻の映画を観たので、無駄にテンションが上がった日でした。
posted by 爽川みつく at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

夏休み初日

今日は夏休み初日という訳で(?)何もしませんでした。
あっという間に一日が終わりました。
いやぁ、一日って早いね!←

勉強?
いやはや、そんなの夏休み初日にするものじゃありませんて。
最近は自分の時間が激しく少ない気がしていたので、休日の自堕落っぷりは凄まじい事になってますが、まぁ夏休みの後半にでもなれば、嫌でも勉強しますよ。
自分の時間を確保して創作に集中したいのですが、どうも夏休みは忙しいようです。
まず京都行くし、まだ未定だけどバイトに行くだろうし、図書委員の仕事もあるし、なにより部活がありますからね!
なんだ、このハードスケジュール(笑)

暇な夏休みに憧れはしますけど、大学生になりさえすれば暇になるだろうし(だって部活入る気がない)、今だけなんだと思います。
忙しいのって。
そう思えば、なんかこう、青春パワーで頑張れる気がしますから。

中学生の時も、今も、多分そんな感じ。
楽しい事よりも絶対的に辛い事の方が多くて、何度も辞めたいと思うけど、辞めた後の人間関係のぎくしゃくが嫌で最後まで続けちゃって。
引退してから暫くすると達成感が激しいです。
自分よくやった! みたいな。

だから今は頑張り時なんです。
posted by 爽川みつく at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

無言で空気で。

「 ――― …………… 。」
彼女の声は、地面に叩きつける雨の音にかきけされ、俺の耳でも聞こえなかった。
傘で彼女の顔は隠されてしまい、俺は彼女の感情を知る方法を失ってしまった。
悲しいのか。
嬉しいのか。
それとも無感動なのか。
俺には分からないが、それでも俺に向けられた銃口は確かな確かな殺意を放っている。
だから。
だからこそ、俺は―――――



雨は良いですね!
テンションが高まります。
ついでに創作意欲もすごい勢いです。
楽しい事楽しい事。
明日から夏休みだから、余計に楽しいです。

今日は深夜のテンションに任せておえかきでも。


どうでも良いけど、小学生辺りまで、『待ちに待った夏休み』を『街に待った夏休み』と勘違いしていた事があります。
発音の所為というか、ただの私の頭が原因ですね。
事実に気付くまで、毎年突っ込んでました。
「街は待たないだろ」なんてね。

うん。
ただそれだけの話です。
本当、どうでも良い。

posted by 爽川みつく at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

いちご練乳

球技大会の応援なんて一切ぜずに教室で漫研の原稿できたし、文芸部の春季の部誌は無事に完成したし(少しずつ感想聞けたし)、今年初のかき氷はいちご練乳でしたし。
なんて素晴らしい一日だったんだろう!
ついでに言うならば、帰路に毎日衝突してきていた憎きドでか蜂どもには出会わなかったし。

占いが11位のくせしてなんて幸せなんだ……!
ヤバいぞ、明日は災いがふりかかるんじゃないですか?
まぁそれは私の思考回路の問題ですか。
価値観の違いとも言えます。
どっちでも良いのかもしれません。


閑話休題。
今日で京都旅行1週間前になりました。
来週の今頃は父にいらん蘊蓄を聞かされて、きっと死んでると思います。
朝3時半に出発ですって。
真剣に。
ははははははははははははははは。(壊
どうしろと。

それを上回るくらい、夏の京都を満喫してやります。
京都を少し観光して、大学見て、思いっきりエンジョイします。


明日で1学期終わり!
恐怖の通知表がやってきます。

posted by 爽川みつく at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

天国と地獄

結局保健室には行きませんでした。

クーラーの効いた教室と廊下じゃ天国と地獄のように差があって、そのおかげでとか言う訳じゃありませんが、本当に午後も教室に引き込もってました。

が、暇なものは暇。
ずっと漫研の原稿を描いていたのですが、後半は飽きてしまい、なんだかすごく血にまみれた感じになってしまいました。
いや、最初は元気なニーハイの女子高生のつもりだったんです。
で、ピースさせようとするも手が描けず、ぶりっこポーズにしようとしたんですが、なんか持たせたいと思い、じゃあ何を持たせるか、となるんですが。
暑さにやられた私の脳内は「腕を持たせよう!」とまで行きつきました。
そしたらナイフは欠かせません。
オプションで血は必須。


……………うん。
やり過ぎました。
白黒の絵がえらい事になりましたとさ。

部誌に載せられません。
まさにインクの無駄使い。
でも私はベタが塗れたから基本的に満足だよ!←

こんなに記事を更新してるのは、決して昨日DVDを観てたら15分おきに止まったなんて辛い思い出から逃げてるのではなく、ただ単に暇だからだと思います!←

明日は一日フリーダム。
文芸部の部誌(春季)がようやく出来るぜ!!
posted by 爽川みつく at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

呪われている気がする

雪印コーヒー

念願のコーヒー牛乳!!
そんなに苦くなくて安心しました。


こんにちはの時間に珍しく更新です。
球技大会真っ只中ですよー。

まぁ案の定バレーは初戦敗退で、今はのんびり教室のクーラーで涼んでます。
いやはや、クーラーの所為で夏休みが短いとは知っていても、クーラーはありがたいものです。


左手がやたらと痛くなければ、もっと良かったのに………。


どうやら試合で地味に何かしたらしく、地味に痛いです。
曲げると痛い。
月曜日に弟の模様替えに付き合った際、左手の指がもれなく学習机の下敷きになりかけた事も影響してるのでしょうか……?


シップ臭いから保健室に行くのを躊躇ってる状況です。

posted by 爽川みつく at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

ひとまず終止符

まだ家に到着してない状態で記事書いているので画像は無しで。
何の画像かってそれはそう、空の境界劇場版DVD「痛覚残留」ですよ!←

先ほど母にメールで訊いてみた所、ちょうど届いたそうで。
日○は『三度目の正直』のようです。
『二度あることは三度ある』じゃなくて本当に良かったです。
感謝感謝。

日程的には、明日届いた方が都合良いんですが、ほら、早く来た方が嬉しいじゃないですか。
明日は球技大会だけですから、多少なら夜更かし出来ます。

…………しまった、今日の電車待ちで買うジュースは100%葡萄ジュースではなくカフェオレだったか。
いや、元来夜行性の自分を信じて観ます。


今日で今学期の授業が終わる事に喜びすぎて、よりにもよって2時間ある数学をまるごと一式忘れて痛い目を見た一日でした、と。

明日は球技大会。
全力で負けて早々と教室に引きこもり漫研の原稿したいです。
posted by 爽川みつく at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

ぷよぷよ

レムレス対レムレス

奇跡の1シーン。
つっても、この後にすぐ同じ奇跡が起こりましたけど。

そんな訳で、最近ぷよぷよにはまってます。
ぷよぷよフィーバー。
かのDSのソフトです。
私自身はDSを所有していないし(妹からたまに借りるだけですし)、ソフト自体妹が友達から借りてきたものですから、いつか別れの時がやって来てしまうんです。

だけど、ですね。
レムレスがやたらと可愛いのはどういう事ですか。
キャンディあげるとかマシュマロあげるとか裏がとてつもなく黒そうだとか、へらへらしてるけど実はすごい力の持ち主だとか、とにかく可愛い!

だから、上の画像のような奇跡が起こると対戦に集中出来ない事態が発生して大騒ぎだったのです。
レムレス可愛い。


自堕落が2日も続くとネタが無くて困りますね。
いや、だからこそぷよぷよに逃げたんですけど。

明日は学校!
明日の授業が終われば今学期の授業は全て終わります!
だから負けない!!
posted by 爽川みつく at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

流血沙汰

3連休の2日目も、昨日の午後同様に自堕落な感じで過ごしました。
何にもして……………なかった訳ではないんですよ、一応。

部屋の掃除もしましたし、文芸部の原稿を(次の〆切いつか分からないけど)書く為にパソしてたけど作業中に4回程電源落ちたり。
いつもとなんら変わりの無い休日を過ごしましたね。

文芸の原稿に関しては、鬱加減が半端ないです。
冒頭で「自分が大嫌いだ」みたいな事書いた気がします。
まだ作中で(珍しく)流血沙汰になってないので、このまま完成に持っていきたいですね……。
前回は人肉の話や病んでる女の子の話を経て、昨日こっちに載せた「修復不能」(文芸部の原稿ではタイトル変えましたが)や、他殺を諦める何だか良い?話を提出しましたから。
流血沙汰が酷いと公共の場である学校では公開できないってのは意外と難点。
というより弱点。

私の作風(つか世界観?)は血みどろですから、余計に大変です。
でもその割に表現が乏しいんです………(苦笑)。
進化と変化が必要ですね!

明日こそは生物のレポートをしなければ。

posted by 爽川みつく at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

時は誰も待ってくれない

一気に更新しました、「修復不能」。
前に別所で書き上げたので、更新ペースが異常に早いのが分かります。
つか、ぶっちゃけ文芸部の原稿に使いました。
いや、でも中途半端で終わるよりは良いですよね!
そう。
終わりよければ全てよし、ですよ!
頑張った!
全部更新仕上げてからパソの電源が落ちたあたり、今日のパソ様は空気を読んでいらっしゃいます。

まぁそんな感じで5月分がようやく終了。
来月分のリクエストを受け付けます。
よろしければどうぞ。


いきなりこんな小説を4連続更新した理由なんて、ただ単に午前が部活で午後はひたすらに自堕落に過ごしてたものでして、ここに書ける程にネタがないだけでして。
ただそれだけ。

嗚呼、3連休の内の一日が、もう終わる………。
posted by 爽川みつく at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修復不能C

――――――/―

気が付くと、目の前に一人の女の子がいた。
 「あ……。起きた?」
 「うん、まぁ」

ゆっくりと身体を起こし、目の前の人物を確認する。
見覚えの無い子だ。一体誰なんだろう。

 「帰り道に血まみれの惺がいて、びっくりしたんだからね?」
 「そう、なんだ」

血まみれ? 僕が?
どこも痛くないのに?

 「不良にでも殴られたの? 本当、今日の惺は珍しい事ばっかりするね」
 「だから気のせいだって」
 「そうだね。惺は惺だもん。約束は、きちんと守ってくれたしね」
 「約束?」

 「うん。あたしの誕生日に、とっておきの景色を見せてあげるって。ずっと昔の約束だけど、この約束だけは破った事ないもんね、惺」
 「……………………」
 「今年は夕日かぁ。あ、確かこの約束した日も夕日が見えたよね」
 「……………………」
 「覚えてる? あの時、惺が何て言ったか」

覚えてるはずが無い。
僕は彼女が誰か、分からないんだから。
知らない人との思い出なんて、ある訳が無い。

だけど。
僕の口は、勝手に動き出した。

 「『僕はお金をかけたプレゼントを贈るつもりはない』だろ?」
 「そうそう。最初は何言い出すのかと思ったけど。でも、案外そっちの方が嬉しかったり」
 「今年は結構苦労したんだぜ?」
 「それだけ血まみれだもんね。本当、何してたの?」
 「とある大型犬の尻尾踏んだら噛み付かれた」
 「あはは。馬鹿じゃん」

 「でも、不思議と痛くないんだ」
 「うわ、それ重症だって。病院行った方良いよ」
 「いや。病院は、いらない」
 「そうなの…? まぁ、強制するつもりはないけど。いきなりぶっ倒れないでよ?」
 「まかせとけって」

 「ねぇ惺。来年はどんな景色を見せてくれるの?」
 「そんなの言ったら、楽しみが無くなるだろ? それに―――」

僕はもう、消えてしまうだろうから。

 「惺? 何あたしの肩によりかかってんの?」
 名前も知らない彼女の隣は、不思議と居心地が良くて。
 「やっぱり病院行く? 犬って以外と力あるんだよ?」

余計な血液が抜けた分、心が穏やかで。

 「ちょっと、聞いてる? 起きろー」

ゆっくりと、僕は。『僕』は。

 「ここで寝ちゃっても、あたし運べないからねー」

消えていく。消えていこう。

 「…………ねぇ? さ、とる……?」

さようなら。
ばいばい。
また明日。

思いつく限りの別れを告げて、『僕』はカラになる。



posted by 爽川みつく at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修復不能B

―――/――――

放課後、僕はそそくさと校舎を出た。
彼女の楽しみにしている物を探しに。

話の流れからして、僕が彼女に何かを与えるという形なんだろうけど、全く検討がつかない。
僕の事だ、きっと病気の事は周りに隠している。
彼女が知るはずもない。
朝の彼女との会話だって、あてずっぽうだったんだ。

そうなると僕の記憶に頼るしかない。
殆ど残っていない記憶を、僕は必死に探る。
脳みそに手を突っ込んで引っ掻き回すくらい、必死に。
思い出そうと、必死になる。

そして、思い出した。
夕焼けで話す、幼い僕らの姿を。
そうだ、僕は彼女に――――


 「ってぇ。オイ、なんだお前」
走り出した僕は、思わず人にぶつかった。

 「邪魔」
こっちは急いでるんだ。
例えぶつかってしまった相手がどこからどう見ても不良だったとしても、構ってる暇なんて無い。

さっさとこの場を去ろうと走り出した、その時だった。
左頬に、強烈な痛みが襲う。
思わず、地面に倒れた。

 「誰が邪魔だって? 手前、誰に口きいてんだコラ」
 「お前だよ。聞こえなかったのか? 邪魔だよ、邪魔」

早く行かなきゃならないのに。

 「お前、むかつくな」
それが、僕に聞こえた最後の言葉。
僕は無意味な暴力に、ただただ耐えるだけだった。
こんな時、いままでの僕だったらどんな事を思うのだろうと、考えながら。

―――――――

人間は死ぬ前に一度だけ、まるでその症状が嘘だったかのように回復する事があるらしい。
それを何と呼ぶかは、やっぱり忘れたけど。
でも、きっと今の僕は、まさにその状態だ。

何もかもが鮮明で。
忘れてきたはずの『僕』が戻ってくる。
こんな病気になる前、考えていた事。
病気になってから、考えた事。

全部、わかる。
感情が、心が、『僕』という存在が。
そうだ、やっぱり僕は怖かったんだ。
崩壊していく僕が。カラッポになる僕が。

 「ほた、る…………」

今だけ思い出せる、幼馴染みの名前。
なぁ、蛍。お前になら分かるかな。
今、僕のこの感情を、何と呼ぶのか。

posted by 爽川みつく at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修復不能A

―/――――――

学校へ通うこと。
それは二週間前の僕が切実に望んだ事らしい。
今の僕には分からないけれど、きっと消えていく自分を家でじっくりと観察しているよりはマシだと考えたのだろう。

いつもの通学路さえもあやふやで、やっとの思いで学校に着いた時には、すでに始業三分前だった。

 「おはよう、惺」
 「あ……うん。おはよう」
一人の女子生徒が声をかけてきた。
ショートカットの黒い髪に、紺色の制服。
中学生に見えてしまうような幼い顔立ちだが、その短く改造された制服のスカートが、彼女が高校生である事をかろうじて証明している。

 「もう。こんな時間になるまで来ないから心配してたんだよ? 珍しいじゃん、惺が遅刻しそうになるなんて」
 「そうかな。いつもこんなんじゃないか?」
 「どうせまた、熱心に勉強なんてしてたんでしょ。惺、少しは休んだ方いいんじゃない?」
 「今日はたまたまだって。寄り道してたら遅くなった」

 「へぇ〜。今日の惺は珍しい事ばっかりするんだね」
 「気のせいだって」
 「そっか。ねぇ、それよりも惺」
 「ん? 何?」

名前も知らない彼女は、快活な笑顔で僕と会話する。
僕と彼女は、一体どんな関係なんだろうか。
友達? 幼馴染み? それとも恋人?

 「ほら、もうすぐアレじゃんか」
 「アレ?」
 「そう。あたし、すっごい楽しみにしてるんだからね」
 「あぁ。大丈夫。分かってるって」
 「本当に?」
 「本当だよ。僕が今まで嘘ついた事あった?」
 「…………………………………………………ない」

 「うん。その答えを聞いて、安心した。回答までの所要時間の長さはチャラにしておくよ」
 「約束なんだからね? 破ったら承知しないよ」
 「はいはい。ほら、先生来たよ。席に戻れって」

僕の言葉を聞き、慌てた様子で彼女は自分の席へと戻っていった。
担任が、一人ひとりの名前を呼んで出欠確認をする。

そして、ようやく分かった。
彼女の名前は皆本(みなもと)蛍(ほたる)というらしい。

 ――/―――――

思い出と呼ばれるモノは、どうやら心の中に積み上げられていくらしい。
僕の中の思い出は、もう殆ど残っていない。

楽しかった事も悲しかった事も怒った事も嬉しかった事も。
彼女の楽しみにしている事さえも、全部、心と共に消えていく。

僕の中の感情も、もう残り少ない。
それくらいの現実を確認できる『僕』が残っているのが、少し気に食わないけど。

それだって、まだ僕が生きている証拠だ。
今は、まだ。
死はきっと、すぐそこまで来ているとしても、まだ僕は『僕』を消す訳にはいかない。

死ぬ事は怖くない。
そもそも、怖いなんて感じないんだ。
「死にたくない」なんて、口が裂けても言えない。

じゃあどうして僕は今、こんなにも消える事を嫌うのか。
答えは簡単だ。

あんなに輝く彼女の顔を見たら、きっと、誰だってこんな気持ちになるさ。
posted by 爽川みつく at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修復不能@

※以前に書いた内容を完全に忘れた為、前回までの2話を削除して書き直します。
内容はきっとほとんど変わってません。


------------------------------------------

「もう治る事は無いでしょう」

面と向かって、はっきりと冷酷に、医者はそう言った。
いや、面と向かって、というのはこの場合は当てはまらない。
そんな死刑宣告を、誰が本人(ぼく)の目の前で言うものか。

第一、僕は今、盗み聞きをしてる立場なんだ。向き合えるはずがない。
だから今の言葉は、あくまでも僕の父と母に向けてのものである。

 「………あと、どれくらいなんですか?」
母は薄情にも息子の余命を尋ねる。
 「良くて二週間。それ以上は分かりません」
なんだそれ。
あれだけ窮屈な検査をやらせておいて、こんなにも早く諦めちゃうのかよ。
喉まで出かかった言葉を押し込んで、僕は医者と両親の会話に聞き入る。

 「本当に、もう方法はないんですか…?」
珍しく震えている父の声に、僕は驚く。
 「……はい。こちらとしても、何も手を打つ事が出来ないのが悔やまれます……」

辛そうな医者の声。
死に行く患者を、この医者は何人看取ってきたのだろう。
そしてその度、何を思うのだろう。

わからない。
今の僕には、もう。

 「いえ、先生には惺(さとる)の為にここまでしていただきました。それだけで、十分で……」
とうとう堪えきれなくなった母は、声をあげて泣き出した。
僕の為に母が涙を流したなんて、何年振りだろうか。

でも。

 「何で泣いてるんだよ、母さん……」
母が無く理由なんて、もう僕には分からない。
これから先、分かる事なんて永遠にありえない。

そう。
僕は病気にかかっている。

それはもう治らない病気。
残された時間は二週間。

二週間後の僕に、精神(こころ)はない。

 /―――――――

精神が消えていく。
心が死んでいく。
無に戻る。

言い方はなんでもいい。
僕の病気とは、つまりはそういう事だ。

心が無い人間は、ただの抜け殻。
『生きている』だけの器にすぎない。
そんなモノは死んだも同然だろう。

毎日、少しずつ死んでいく中で、両親は今まで以上に、否、今までに無い程、僕との会話に勤しんだ。
数秒後には忘れてしまいそうな脆い会話を、延々と続ける。

それはまるで、消えていく『僕』を確認しているみたいで。
気持ち悪い。
こんな感情さえ消えてしまうのかと思っているうちに、一週間が経っていた。
posted by 爽川みつく at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする