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そうだね、と嬉しそうに呟いて、魔女の姿は完全に消えた。
魔女の黒いローブだけが、その場に残る。
私は立ち上がってそれを拾い、家の中へと向かった。
もう追ってくる人はいない。
ここは私以外、誰も入ってくる事は出来ないのだ。
ゆっくり、役目を果たす事にしよう。
それが私のやるべき事だ。
家の中に入ると、コーヒーの香りがした。
『同じ』でも『違う』魔女。
未来の私。
考える事は同じらしい。
魔女と同じように、黒いローブを身に纏う。
さぁ。
コーヒーでも飲みながら待つとしようか、過去の私を。
END
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無事完結!!
良かった、年内に終わって…。
この小説は意味不明さを出したかったのですが、どうだったでしょうか。
自分の部屋だと寒いからってずっと家族のいるリビングのこたつで更新してたのです。
さぞかし不審だっただろうに、私…。
この小説は来年になってから、タイトルつけてサイトに載せます。
できれば1月中に。
よし!
これが今年最後の記事になりますっ。
あと数時間ですがよいお年を!!